普遍的価値とは何か?現象学に見る世界遺産指定の妥当性。

普遍的価値とは何か?現象学に見る世界遺産指定の妥当性。

shinden

世界遺産とは、『遺跡や景観そして自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」をもつ不動産を指す。』(ウィキペディアより)
しかし、普遍的価値などどうやって決めるのだろうか?
特に、「共有すべき」というのは押しつけがましい。
例えば、街並みの景観などどうでもよいと思っている人は多いのではないだろうか。
にもかかわらず、これが世界規模で認められていることには疑問が残る。

まず、普遍的価値とは何か。
人類全員があるものに同じように価値を見いだすと言うことはあり得ない。
そもそも「普遍的」と言う言葉の裏には世の中には絶対的な真理があると言う幻想が見える。
実際は絶対的な真理など存在することは決してない。
しかし、大多数が似たような価値を感じることはあるのではないだろうか?
だから、普遍的価値というのは多数による共通認識の妥当であるといえる。

世界遺産の妥当性は多数決に依拠する。
だから、自分の家をどんなにいとおしく感じたとしても、
世界規模の共通認識として、それを保護することが妥当であると見なされなければ、
それは世界遺産にはならない。

また、どんなに実質的価値のないものでも、
世界規模で多数の人間が価値を認めることを妥当であると判断した場合、
それは世界遺産になる。

まにゅあーる

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