Intel P45マザーに8GB以上のDDR3メモリは搭載できるのか?(msi P45-8D Memory Lover編)

Intel P45マザーに8GB以上のDDR3メモリは搭載できるのか?(msi P45-8D Memory Lover編)



DDR3メモリも年末に向けて絶賛爆下げ中!
4GBモジュールも普及段階に入った感じです。
ということで、微妙な時代に生まれてきた不遇のP45マザーに、メモリを積みまくってみました。
なぜ、こんな検証を?というとIntelのP45チップセットの仕様でDDR3メモリの搭載制限が8GBだからです。
※Intel及びマザーボードメーカーの仕様範囲を超えますので、動作保証されません。自己責任で行ってください。

まず、P45-8Dメモリーラバー(メモリーは恋人)の紹介から。
Core2の後期~末期頃に発売されたマザーボードで、P45でありながら、8個のメモリスロットを搭載するマザーボードです。
対応メモリは、以後普及するだろうとの願いを込めて、DDR2とDDR3の両方を搭載することが可能です。(ただし、排他仕様)
当時は、DDR2メモリーがVista需要の見込み違いなどで爆安。 DDR3は超高価でした。
ということで、メモラバ含め、DDR3採用マザーボード(X38,X48)は、パフォーマンスを重視する人にしか人気がなかったです。
今ならDDR2よりもDDR3の方が安いので、これらのマザーボードにも需要がありそうですが、時代を先取りしすぎてしまったんですね。
このような理由からcore2終期には、投げ売り状態という道を歩んだ不運なマザーボードです。

マザーボードで初めてHi-C CAPを採用したり、Dr.mosやらUEFI Bios対応だったりと機能的に挑戦的な作りのマザーボードだったりもします。
ただ、UEFI BIOSの更新がなかったり、PCI-E が1カ所のみだったり、メモリとの相性問題が結構あったりするところが玉に瑕ですが。



このP45-8D仕様を見ても、DDR3の最大実装容量は8GBまでとなっています。
4GBモジュールが普及価格帯に入り、4GBx2 8GBが、7,000円台前半まで落ちているこのご時世。
Memory Loverというからには、MAX 16GB積んでみたいのが人情というもの。
調べてみると、GIGABYTEやASUSの一部マザーでは16GB搭載可という仕様の物もありました。
ということは、いけるかな!?という、見切り発車で4GBモジュールx2を買ってきました。

今回買ってきた物は、SANMAXの4GBモジュール2枚キットです。
搭載チップは、まぁメジャーなhynixです。
基盤が妙にスッキリしていますが、厳重な検査を行っているということで、なんとなく納得しましょう。
これに、2GBモジュールx2 4GBのKingston KVR1333(チップは、Kingston印)を併せ、計12GB搭載しています。
本当は同メーカー、同ロットの物を搭載した方が相性やトラブルになりにくいのですが、とりあえず実験です。
問題なければSANMAXを追加する予定です。
幸い、SPDは同じだったので相性は良さそうです。



さて、12GB実装した状態で、Window7 64bitを起動させてみます。
問題なく起動しました。
その他、負荷テストを行いましたが青画面なども出ず快適です。
ということで、メーカー非公式ですが4GBモジュールで8GB以上搭載可能でした。
注意点として、以前T-ZONEで販売していたteam製4GBモジュールは、P45チップセットでの起動不可とT-ZONE側が謳っていました。
なので、未確認ではありますが搭載チップに依っては起動できないということもあるのかもしれません。

まとめ
・4GBモジュールの起動OKだが、メモリチップに依っては・・・(未確認)。
・非公式だが、DDR3 8GB以上の搭載可能

リンク
P45-8D Memory Lover MSI公式
http://www.msi-computer.co.jp/products/MB/P45-8D_Memory_Lover.html


人気ブログランキングへ

コメントする




過去の記事はこちらから検索

カスタム検索



人気の記事









当ブログのバナーはこちら↓
GIZAZINE
GIZAZINE

 RSS2
 ATOM
↑当ブログの購読はこちら

GIZAZINE(ギザジン)公式twitterアカウントあります。

お問い合わせはこちらからどうぞ。

One in a Million Theme by TDH & WordPress theme